私を本気にさせないで
「ちゃんと確認はしたかね?」
「――え?」
放心状態の私に、部長は確かめるように問いかけてきた。
「ミドヤさんはうちとは違い、毎年ずっと同じ人が担当していた。だけど今年になって担当者が変わったこと、把握していたか?」
「……いい、え」
その話でさえ初耳だ。
だってまさかそんなこと思うわけないじゃない?
例え担当者が変わったとしても、うちのようにホウレンソウはしっかりしていると信じて疑わなかっただろうし。
だけどどんなに理由を並べたって事態が変わるわけじゃない。
今はどっちが悪いとか悪くないとか言っている場合じゃないよね。
それに部長の言う通り、ミドヤさんの担当者が変わったことをしっかりと把握していなかった自分にも非がある。
「――え?」
放心状態の私に、部長は確かめるように問いかけてきた。
「ミドヤさんはうちとは違い、毎年ずっと同じ人が担当していた。だけど今年になって担当者が変わったこと、把握していたか?」
「……いい、え」
その話でさえ初耳だ。
だってまさかそんなこと思うわけないじゃない?
例え担当者が変わったとしても、うちのようにホウレンソウはしっかりしていると信じて疑わなかっただろうし。
だけどどんなに理由を並べたって事態が変わるわけじゃない。
今はどっちが悪いとか悪くないとか言っている場合じゃないよね。
それに部長の言う通り、ミドヤさんの担当者が変わったことをしっかりと把握していなかった自分にも非がある。