異聞三國志
『それはそうですが。』
『でもこの敗戦で全ソウは帰国する。あくまでも噂だが、魯夫人と孫峻は関係を持ったと。これを全ソウが知れば、あちらの陣営には亀裂が生じる。元々全ソウは誠実な武人。悪いのは、孫峻と魯夫人。彼らさえ除ければ・・・。』
虞平は固唾を呑んで、次の言葉を待った。
『瑾殿を救出できるはず。』
『大都督のお力でも無理なのですか?』
『今は私の言葉でも、彼らの意向に反するものは、陛下はお取り上げ下されぬ。』
『しかし、このままでは、次は大都督貴方様が危ない。奴らにしたら、目の上のたんこぶのはずですから。』
『わかっておるが。』
陸遜自身さえ身の危険があったのである。
『やはり、致し方ないのか。』
虞平は、意を決した。
『私が泥を被りましょう。』
『なんと。』
『私は魯夫人にもたまに薬を調合する身、麻沸散はほんの少し濃度をあげるだけで永久の眠りにつけます。さすれば、夫人も永久の眠りに誘えます。』
『なんと。』
『私もこんなことはしたくない。ですが、友をたすくるにはこれしか方法が。』
『友とは?』
『でもこの敗戦で全ソウは帰国する。あくまでも噂だが、魯夫人と孫峻は関係を持ったと。これを全ソウが知れば、あちらの陣営には亀裂が生じる。元々全ソウは誠実な武人。悪いのは、孫峻と魯夫人。彼らさえ除ければ・・・。』
虞平は固唾を呑んで、次の言葉を待った。
『瑾殿を救出できるはず。』
『大都督のお力でも無理なのですか?』
『今は私の言葉でも、彼らの意向に反するものは、陛下はお取り上げ下されぬ。』
『しかし、このままでは、次は大都督貴方様が危ない。奴らにしたら、目の上のたんこぶのはずですから。』
『わかっておるが。』
陸遜自身さえ身の危険があったのである。
『やはり、致し方ないのか。』
虞平は、意を決した。
『私が泥を被りましょう。』
『なんと。』
『私は魯夫人にもたまに薬を調合する身、麻沸散はほんの少し濃度をあげるだけで永久の眠りにつけます。さすれば、夫人も永久の眠りに誘えます。』
『なんと。』
『私もこんなことはしたくない。ですが、友をたすくるにはこれしか方法が。』
『友とは?』