もう一度君に逢えたなら
「…いたよ、10年前に。」


答えないとうるさそうだから、と思って答えたのに

余計に声のボリュームが大きくなった。


「え、嘘!?誰々、あたしの知ってる人!?」

「まぁそりゃあ、同期だから。」

「えーっ、誰だろ。もう中学の奴らなんて覚えてないってーっ。」
< 11 / 364 >

この作品をシェア

pagetop