もう一度君に逢えたなら
「……おやすみ。」

「おや、すみ……。」


柚裡の匂い、体温、首筋の肌の感触。

さっきまではあんなに緊張していたのに

今はそれが、すごく落ち着く。


人との一緒に寝るなんて

寝不足になるに決まってる、と思っていたのに

その夜はいつもよりはやく、眠りについた。
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