もう一度君に逢えたなら
それから10分もしない内に、救急車は到着して

そのまま病院に搬送。

手術中のランプが点灯した。


「………柚裡…。」


iPhoneだけ持っていた私は

1度病院の外に出て、華月さんの携帯に電話をかけた。


初めて会った時の名刺に

電話番号が書いてあったから、柚裡と付き合い初めてすぐに登録しておいたのだ。
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