温もりを抱きしめて【完】
3-Eを後にした俺は、急いで生徒会室に向かった。
トラブルがあった場合は、生徒会が相談窓口になっていることもあるし、あそこには仕入れ業者のリストもある。
「…オイ、仕入れ業者のリスト探してんだろ?」
生徒会室に辿り着き、ドアを開けてみると、そこには案の定あの女がいた。
「会長、そうなの!どこか分かる?!」
東條は机の上にある山積みのファイルを抱えると、俺の側までやってきた。
その後すぐに女も俺のところへ来ると、頭を下げてこう言った。
「すみません、私のミスで業者に発注した食材が届かなくて…今から手配したいので、リストを貸していただけませんか?」
いつもなら、この女と話すことなんて避けて通ってきた。
でも、朝の間島の言葉。
熱心に講習会を受ける姿勢を思い出した俺は、自分の専用ファイルに入っている1枚の名刺を取り出した。
余程俺の行動が予想外だったんだろう。
東條に名刺を手渡された女は、唖然とした表情で俺を見つめたまま、しばらくそこを動かなかった。
トラブルがあった場合は、生徒会が相談窓口になっていることもあるし、あそこには仕入れ業者のリストもある。
「…オイ、仕入れ業者のリスト探してんだろ?」
生徒会室に辿り着き、ドアを開けてみると、そこには案の定あの女がいた。
「会長、そうなの!どこか分かる?!」
東條は机の上にある山積みのファイルを抱えると、俺の側までやってきた。
その後すぐに女も俺のところへ来ると、頭を下げてこう言った。
「すみません、私のミスで業者に発注した食材が届かなくて…今から手配したいので、リストを貸していただけませんか?」
いつもなら、この女と話すことなんて避けて通ってきた。
でも、朝の間島の言葉。
熱心に講習会を受ける姿勢を思い出した俺は、自分の専用ファイルに入っている1枚の名刺を取り出した。
余程俺の行動が予想外だったんだろう。
東條に名刺を手渡された女は、唖然とした表情で俺を見つめたまま、しばらくそこを動かなかった。