青い春
2 「あ、春香!」俺は声をかけた。
 少し驚いたような顔で春香は俺の方に目を向けた。そして「孝人くん!おはよう」と笑顔で応じてきた。
「休日なのに学校来て花に水やってたのか。」と俺は言った。
「休日に学校なんて好きでいくわけないじゃん。美化委員の仕事なの!」と春香は少し頬を膨らませて言ってきた。
 俺はどのみち暇だったので結局水やりの手伝いをした。
 終わった後はお互いに暇だったので俺は折角だったので食事に誘い、外食をとった後、街で一緒に買い物やお洒落な服などを見て廻っていた。
 そして少し俺からしたら早いと思ったが六時頃に春香を家の近くまで送ってやることにした。あまり遅くまで振り回したら女子だし危ないなと思ったのである。
 そして二人で歩いている途中はお互いに疲れててあまり話していなかったがその沈黙を突然春香が破った。
 「ちょっと近くの公園で話さない?」
俺は「別に俺はいいけど春香の親とか帰り遅かったら心配するだろ?」と言った。
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