幸せ行きのチケット
私は何枚かの写真を撮った。

祐輔のバイクの写真や、家の写真。

近くの畑の写真まで。

次にあの時のバイク仲間の元へ走った。

あの時の仲間に電話をかけ、一斉に集めてもらった。

久々すぎてみんなの笑顔がたえない。

「工藤先輩、今日急にどうしたんすか?」

みんながびっくりした様子。

「あのね………写真撮りたいの。みんなで集まった写真を。」

「なんすかぁ〜急に写真なんて。なんかあったんすか?」

「まぁね。ホントごめんね急に。そんなことで集めて。」

「いいっすよ〜。てか、真鍋先輩は?」

私の顔色で分かったのだろう。

みんなが一瞬で静まり返った。

「なんかあったんすか?」

「お願い。今は…。」

「………わかりました。…じゃ、写真とっちゃいましょ〜。」

みんなはなんとなく感じたのだろう。

祐輔の身に何がおきたのか。

この子達なら理解してくれる。

「ちょっと〜。何で私呼んでないわけ〜?ホント友利らしいっつ〜の。」

声がした方を見た時、私は驚きを隠せなかった。

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