キケンなお留守番~オオカミ幼なじみにご用心!~




「れーん」



昼休になった時だった。

クラスメートの女の子が私を呼んできてくれた。



って、ん、なんかニヤニヤしてるけど。



「蓮、呼び出しだよ」


「え?」


「カレシ」



思わず見やると、入口に蒼が立っていた。



って、なんで知ってるの!?



「あの蒼くんが昨日あんな大胆宣言したんだよ?
みーんな知ってるんだから」



ええええ。
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