僕は、君が好きです。
「渋谷く~ん?」

「どうしたの~っ?」

あっ‼先生来ちゃった‼

「さぁ、授業始めるぞ~!日直、号令~。」

「日直~!誰だぁ?

えーっと…渋谷と市ノ瀬か。」

先生が私達に目を向けた。

「あっ、はい」

あれ?

号令は渋谷くんじゃなかったっけ?

「えっと…」

チラッと渋谷くんを見たけど

渋谷くん机に突っ伏してる。

「渋谷くん…」

私は、小声で渋谷くんを呼んだけど

返事はなかった。

まさか寝てる…?

私が代わりに言った方いいかな?

「どうしたぁ?日直~!」

先生がそう言った瞬間だった…。

「きりーつ!」

「れい…っ!」

びっくりした…。

渋谷くん、いきなり大きな声で

号令かけるんだもん。

「市ノ瀬さん、ごめん。」
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