Hospital waste
女の細腕に、45口径の反動はきつすぎたか。

銃口は大きくブレる。

しかしそれがかえって良かった。

発射された弾丸は、三つ首の内の一つに命中!

その痛みに、三つ首の犬の体は仰け反る!

その隙にアレックスは足で三つ首の犬を押し退けて脱出。

「でかした!」

シエラの手から拳銃を受け取り、素早く連射!

頭部に、胴体に、弾丸が次々と命中する!

三つ首だろうと化け物だろうと、悲鳴はやはり犬だった。

それでも強靱な肉体を持つ三つ首の犬は、怯みはしても戦意は喪失しない。

ぐぐっとバネのように体を縮こまらせ、力を溜める。

そしてロケットのように飛び掛かろうとした瞬間。

「終わりだ」

アレックスの発砲が、弾丸を受けていない残る一つの頭部を撃ち抜いた!

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