ブルーウィンズ~ラブソング嫌いなボーカリスト~
夏に終わりを告げて 始まった秋
日が短くなり始めて
木々も変身を始めて
僕たちにバレないように 少しずつ変わっていく
気付いたら違う毎日があることを知った
もし気付かなかったら今も同じだと思っていたかもしれない
何も変わらない平穏な毎日に
僕は甘えていたんだ
今日という日はもう二度と帰って来ないということを 知らずに
風に流されてふわふわと飛んでいく花びらのように
僕らの青春時代だって
いつまでもいつまでも続くわけではない
いつかは決めなくてはならないことがやってきて
いつかは今隣にいる友達とは離れて頑張らなくてはいけない
時間を止めたい!このままでいたい!とその気持ちになってから
僕は何度も何度も考えた
だけど早く大人になりたいと思う自分もいたんだ
でも最後には今を悔いなく生きることが
未来の自分につながることだと考えたんだ
そんなことを知ってしまった僕のいつかの秋の日