淋しがりやの心が泣いた
「俺、背負って帰ります。マスター、背中に乗せるの手伝ってくれますか」
寝てはいない。だから今のふたりの会話も耳ではちゃんと聞こえていた。
央介くん、何を背負うの?
と、頭でぼんやり思っていたら、私の体がふわりと浮いた。
「じゃ、気を付けてな」
「はい。お先失礼します。お疲れさまです」
「……送り狼はするなよ?」
「しませんよ。したら南ちゃんに嫌われるじゃないっすか」
「お前は忍耐強いし、わかってるねぇ」
発する央介くんの声がすごく近くから聞こえる。私の顔のすぐそばから。
それに、私が寄りかかっている部分が、温かくて柔らかい。まるで人の肩みたいだ。
……ここはどこだろう?
しばらくしてぼんやりと薄目を開けると、夜の暗闇に茶色い髪が目の前に見えた。
私が今ぐったりと体を預けているのは、央介くんの背中だ!!
寝てはいない。だから今のふたりの会話も耳ではちゃんと聞こえていた。
央介くん、何を背負うの?
と、頭でぼんやり思っていたら、私の体がふわりと浮いた。
「じゃ、気を付けてな」
「はい。お先失礼します。お疲れさまです」
「……送り狼はするなよ?」
「しませんよ。したら南ちゃんに嫌われるじゃないっすか」
「お前は忍耐強いし、わかってるねぇ」
発する央介くんの声がすごく近くから聞こえる。私の顔のすぐそばから。
それに、私が寄りかかっている部分が、温かくて柔らかい。まるで人の肩みたいだ。
……ここはどこだろう?
しばらくしてぼんやりと薄目を開けると、夜の暗闇に茶色い髪が目の前に見えた。
私が今ぐったりと体を預けているのは、央介くんの背中だ!!