…だから、キミを追いかけて
テントの中に入り、澄良達を手伝う。
地元で獲れたイカを使った焼きそばは観光客だけでなく、地元の人にも人気だった。
バタバタと何も考えず、ひたすら働く。
気の重かったことも忘れ、黙々と汗を流した。
「完売でーす!」
佳奈さんの声が響いた。
並んでいたお客さん達にお詫びを告げ、お礼を言う。
やり尽くした感のある海斗さんと星流は、グッタリと脱力して椅子に座り込んだ。
「つっかれたー!」
真っ赤な顔をした星流が額にビール缶を当て、大きく背中を仰け反らす。
「よう頑張ったね!お疲れっ!」
佳奈さんが団扇で仰ぐ。
「夕夏もありがとう。おかげで助かったよ」
冷たい缶ビールを手渡される。
「何の何の。こっちこそ楽しかった!」
両手で缶を受け取り、プルタブを押し開ける。ジュッ…と弾け出る泡を一気に吸い込んだ。
「美味しいっ!サイコー!」
露店が忙しかったお陰で何も考えなかった。気も紛れたし時間も潰せた。
「丁度花火上がる頃やし、後はオレらで片付けっからユウカちゃんは見に行ってもええよ」
顔全体から噴き出る汗を拭き上げながら星流が気を利かせてくれる。
「いいよ。私も片付け手伝う。花火はあんま好きやないけぇ」
火薬臭いのがダメで…とウソをつく。
9時に公園の入り口で待つと言った、航の言葉を無視しようとしていた。
地元で獲れたイカを使った焼きそばは観光客だけでなく、地元の人にも人気だった。
バタバタと何も考えず、ひたすら働く。
気の重かったことも忘れ、黙々と汗を流した。
「完売でーす!」
佳奈さんの声が響いた。
並んでいたお客さん達にお詫びを告げ、お礼を言う。
やり尽くした感のある海斗さんと星流は、グッタリと脱力して椅子に座り込んだ。
「つっかれたー!」
真っ赤な顔をした星流が額にビール缶を当て、大きく背中を仰け反らす。
「よう頑張ったね!お疲れっ!」
佳奈さんが団扇で仰ぐ。
「夕夏もありがとう。おかげで助かったよ」
冷たい缶ビールを手渡される。
「何の何の。こっちこそ楽しかった!」
両手で缶を受け取り、プルタブを押し開ける。ジュッ…と弾け出る泡を一気に吸い込んだ。
「美味しいっ!サイコー!」
露店が忙しかったお陰で何も考えなかった。気も紛れたし時間も潰せた。
「丁度花火上がる頃やし、後はオレらで片付けっからユウカちゃんは見に行ってもええよ」
顔全体から噴き出る汗を拭き上げながら星流が気を利かせてくれる。
「いいよ。私も片付け手伝う。花火はあんま好きやないけぇ」
火薬臭いのがダメで…とウソをつく。
9時に公園の入り口で待つと言った、航の言葉を無視しようとしていた。