二重人格

少し早歩きで陸ちゃんところへ向かい服の裾をギュッと掴んだ。

陸ちゃんは私の手が震えていることに気づき

「奈々大丈夫だ
こいつらは皆俺の後輩たちだ」

「後輩…
うん、わかった
陸ちゃんが言うなら大丈夫だね…」

優しく私に陸ちゃんが話してくれ、
私は少しずつ震えがおさまっていった。

だが、クラス中が

陸さんのことをちゃん呼び!?

と驚いていたことは私は気づかずに自己紹介を始めた。

「九重 奈々です
よろしく」

と事前に陸ちゃんが言っていたことを話しす。

「おい!お前らこいつになんかしてみろよ…わかったな?」

陸ちゃんが私の話が終わると同時に
クラス中に殺気の込めた言葉を投げ掛けていた。

私はそのときようやくクラスの人の顔を見ることができクラスの中に周りとは格段に雰囲気の違う四人を見つけた。

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