小さなANGEL(ケータイ小説向上の会企画作品)
「役不足だったな…なんせ俺は地上最強だからな」

俺は自らに向けられたマイクにそう答えた。

なんせ相手のパンチなんかスローモーションにしか見えない。

当たりっこ無いから俺の顔は、きれいなまま…

息すら乱れてない

ここに来てようやく観客にも解ったらしい

『うぉおお〜マジすげぇ』
『お前なら史上最強のチャンピオンになれるぜ』

等々

ようやく時代が俺に追い付いた…それを感じ取れたから

退屈な試合に変わりは無いが、やって良かったな
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