黄泉の本屋さん
「そうなる前に、我々がここにその魂を引き寄せ、成仏させていく。そう言う役割もあるんだ」
「そっか・・・」
悪霊になるのを防ぐ。
行くべき場所に、誘う。
とても、大切な役割だったんだ。
「さ。腹ごしらえをして、午後からも頑張りましょう」
浅葱は明るくそう言って部屋の襖を開いた。
そこでは暁が食事の配膳をしていた。
小さな子どもなのに、働き者だ。
「暁、私も手伝うよ」
「はい。では、ご飯をよそっていってください」
「うん」
そして、暁と私で配膳を済ませ、お昼をいただいた。
相変わらず美味しくて、心がホッとする。