黄泉の本屋さん
「あれ?どこ・・・?」
目をあけて広がった世界に、私は首をかしげた。
見知らぬ場所なのだ。
通ったことのない、道。
そう、道の上なのだ。
私が住んでいる街、ではなく。
まるで田舎のような、長閑な風景。
どうして、こんなところにいるのだろう。
広がる緑に首をかしげる。
戸惑いながら歩き始めた。
誰もいない。
とりあえず、人を探してここはどこなのか尋ねよう。
ひたすらに歩いて行くと、その先に小さな家を見つけた。
平屋の古き良き日本の家のような日本家屋。
お金持ちの家みたい!
でも、家があるということは人がいるという事だ。