ホワイトデーの奇跡【完】
「じゃあ部屋?」
「そうっ!酔いつぶれてそのまま寝てるんじゃない?って、たま子!その制服なにっ!?」
「…あ、ばれた?」
たまちゃんの制服の汚れに気づいたたま美さんが、予想通り騒ぎ始める。
「さくら、ごめん。長くなるから先部屋行ってて?」
『あ、うん。わかったよ』
たまちゃんは私にそう言って、リビングに入っていった。
たま美さんは一度ああなってしまうと長いから。
私はたまちゃんに言われたまま、階段を上がった。