ホワイトデーの奇跡【完】



「乗って」


『うん』



エレベーターに乗ると、武藤くんが12階のボタンを押した。

私はドキドキしながらエレベーターのランプを見上げる。




「そんなに緊張しなくていいよ」


『えっ』


「家には妹しかいないし」



えっ…ご両親は…?


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