元最強の強化書(もとサイキョウのドレッドノート)
0章 プロローグ
死ぬ事と生きることどちらが楽だと思う?
俺は死ぬ方が楽だと思っている「何故かって?」そんなの決まってる生きているほど
辛いことはないと思っているからだ
では「死んだあとは辛くないのか?」
と聞かれたらどうする?
普通だったら何も言い返せないはずだ
だって死んだことが無いからな
だが死にかけた事は無いだろうか?
いや質問を変えよう死ぬ前に感じる恐怖か死んだ後に来るかもしれない恐怖かどちらがいいか考えなくても後者を選ぶ人は多いはずだ少なくとも俺は、では聞こう、何故人は生きたいのか?皆考えたことは無いか?死んだ方が楽だと、生きている事が辛いと、だけど人は死を目前にすると必ずこう言う死にたくないと、死ぬのは怖いあれ程死んだ方が楽だと言った人でも沢山の人を殺めた人でも必ずだそれは何故なんだろうな?っと堅苦しい質問だったな興味半分で考えてくれでは次の質問だ世の中で一番強いのは何だ?金か?人柄か?いや現実は力が全てだ!
武力、資金力、学習能力、その他にも
沢山有るが全ては力がすべてを握る。
なら力が無いものはどうする?
「諦める?」「努力する?」...
嫌違う奴隷になるのさ力有る者の今の世の中ではそれが現実だ
「何故かって?だって力が有るからさ」
「じゃあ奴隷は何をされる?玩具になるのさ例えば実験のモルモットになるとかね
まぁ全てがそうなる訳じゃ無い」
......
.......
...........
「に..い...ってば!レイにい起きてー!」
此処は何処だ?可愛い声がするなぁ?
体が揺れて...って事は?そう思い目覚醒
する
「今何時だーーー!!!!カレナ」
俺は産まれて初めてじゃないと思われる
程の大声を上げてしまった
「っあやっと起きたぁ?えっとねぇー朝の
6時半だよぉ?」
そうおっとり系の何かお姉さん的な言葉
で目覚まし時計に目をやりながら答えてくれた「ありがとうカレナ!今日も可愛いね!」そう笑顔で言ってやる、すると
「もう!にいったらぁ〜朝からそんな事言ってもご飯を全てにいの好きな物にして何時もよりも300%程上手く作る事位しか
やってあげられないよぉ〜」
と言いながら目をそらし手をもじもじ
しているのがまた可愛らしいと思いながら
頭を撫でてやる「っ.....助かるよカレナ」
そう言ったがカレナには違和感が有ったが
あえて聞かないのが良いではないかと
考えてそのまま部屋を出た。
「っ.......あ~あどうも慣れないんだよなぁ
この痛みはねーハァ」
俺は普通に生きて行きたかったんだ12年前
までは...
12年前まだ俺が10才の時だった頃の話だ。
何の変哲もないただのガキだった俺だが
ただ唯一違う事があったそれが俺が居るべき場所だった明らかに監禁されていた普通とは違う特別な...
そこは研究室の様な所で回りにはまだ10才
位の子供から2才位の赤ちゃんまで居た
だがその姿は変わり果て全身が血まみれで
心臓が見える程に大きな切り傷が有った
そして心臓が何とも言えない形になっていたそして眼が開ききっていて涙の痕が
有りそして鼻水の痕もあり口も開ききってたまるで身動きが出来ず絶叫したまま
死んだ様な感じだった。
「おやおや起きたのですね?どうです?
凄いでしょうでも..あの子達は失敗作でした」と男は残念そうに両手を上げ肩をすくめた「ですから君はどうなるんでしょうかねぇ?クックックッアッハッハッハッハァ」
急に残念がり笑ったり訳の分からない男
から底知れぬ恐怖が有ったがそれでも
これから先どうなるのかは知りたいため
俺は恐る恐る質問した「こっこれから..僕は どっどうなるんですか?...」
「そっそれにしっ失敗作ってなっ何ですか?」
そう聞くと男は笑顔で笑いながら答えた
「フッフッフッまぁ俺は優しいからせめて質問位はぁ教えて上げようかなぁ?まぁ話について来れるかは君の脳次第だけどねッハッハッハッハッハッハ」
「じゃあまず第一の質問だけど君はこれから.......周りの子と同じ事をされるよ
まぁ君次第ではもしかしたらあの子達の用にはならないかも知れないけどね?」
「つまり僕は肋骨の所を切られるって事ですよね?」
「まぁそう言うことだね正確には君の心臓に用事が有るんだけどまぁ二つ目の質問
と繋がるけど此処から難しくなるからね
良いかい?まず平成2100年...いや今は
禁歴(キンレキ)1年かな?世界が一変した
人類史上最も悲惨な事件は君も知っているだろう?」
突然質問され反射的に返事をした俺は前見た確かな情報だけを繋ぎ合わせ恐る恐る答えた。
「っはぃ..あの教科書で見ました15年前に起きた空が突然白くなり色んな所に『異製獣(イデア)』?ってのが急に現れて地球上人口が3/2無くなったって書いてました..」
「そうその通り...だけどね70点かな残りの30点はこうだ15年前の白い空と同時に
全世界に謎の物体が現れたんだそれが
何なのかは異製獣共が忽然と消えてから
すぐに分かったそれは生物の心臓に融合し
適正した者だけが人の人知を超越した力
を得る事が出来ると判明したんだその謎の物体は我々は『欲望の水晶(デザイア)』と呼ぶようになっただけど一つ問題が有ってね
直接心臓に意識が有るまま融合するのさぁ
つまり麻酔無しに皮膚を切って直に心臓にくっ付けるのさこのあるこのデザイアをねッフッフッハッハッハハァ!
そう言えば一つ言い忘れてたよもしこのデザイアに適合しなかったら
君は苦痛を最後に他の子達の用になるからね!ッハッハッハッハさぁはじめるよぉ!」その言葉を最後に俺の記憶は
消えていたそして次に目覚めた時には
倒れているあの男そして右手には大きな
剣があり肋骨辺りには大きな切り傷が
有るが何故かもうすっかり閉じている
あれからどのくらい気絶していたのか?
俺は何になったのだろうか?等疑問は
沢山有るが此処に居ては埒が明かないため
俺は研究所の中をさ迷い歩いて行った...
.............
..................
「あれから12年っかぁ早いのか遅いのか
分からんなぁっとヤベェ10分もボーッとしちまったさっさとカレナの料理食べねぇとな!!」
あれから12年俺は自分が何者か何を
しなくちゃいけないのかはほんの3年前
までは分からなかったが今は違う
過去じゃなく未来を見なきゃいけないから
悲劇のヒロイン何て何処にも居る何も特別な事じゃぁないなら振り返ってもしょうがないでしょっ「にーーーい〜〜ご飯出来たよ〜〜〜」
っとやべ「おーーーう今行くーーーー」
俺は素早く着替えカレナの所へ行くの
だった...プロローグend


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