軌跡
あたしが悪いなら謝るから…。
だからもうやめてよ…。
2学期がはじまった。
誰もあたしが入院して
点滴をしたことなんて知らない。
まだ病状が回復せず、
この日から保健室にいることが多くなった。
でもみんなは優しくて、
いつだって励ましてくれた。
そしてさやかには真実を話した。
さやかは泣きながら聞いてた。
あたしは…
みんなを苦しめて、
自分だって苦しくって。
何があるのかな。
何が…。
でもこれで
嫌がらせが終わったわけじゃない。
その後もいすの上に
画鋲がおかれたり、
机にいっぱい傷がつけられたり。