軌跡






あたしが悪いなら謝るから…。


だからもうやめてよ…。









2学期がはじまった。


誰もあたしが入院して
点滴をしたことなんて知らない。



まだ病状が回復せず、
この日から保健室にいることが多くなった。



でもみんなは優しくて、
いつだって励ましてくれた。

そしてさやかには真実を話した。




さやかは泣きながら聞いてた。


あたしは…



みんなを苦しめて、
自分だって苦しくって。





何があるのかな。


何が…。







でもこれで
嫌がらせが終わったわけじゃない。



その後もいすの上に
画鋲がおかれたり、
机にいっぱい傷がつけられたり。





< 78 / 167 >

この作品をシェア

pagetop