過保護な彼にひとり占めされています。
駆けつけたステージ横のイベントテントの下には、出番を終え呼吸を整える相葉に、それを囲む名波さんや井幡さんたち。
「やるじゃん相葉!かっこよかったよー!」
「つーかお前と村本そういう仲だったの?」
笑いながら相葉の肩を叩く皆の輪の中に割り込むように、私はテントの下へ駆け込んだ。
「相葉!!」
「!村本……」
大きな声で名前を呼ぶと、相葉を始め皆の視線が一気にこちらへ向いた。
伝えよう。
あなたからの『好き』に対しての答えを。
私の抱える想いを。
全部、全部、
そんな思いで、私はその場で相葉に思い切り頭を下げた。
「ごめんなさい!!」
「え!?やっぱり断り!?」
「え!?あ、いや、そうじゃなくて……」
って、紛らわしかったかな!?
驚く相葉に、頭を上げ正面から向き直す。
そうじゃなくて、そのごめんなさいじゃなくて、
「信じられなくて、ごめんなさいっ……!!」