Change the voice
自分で話しておきながら、悔しさがにじみ出る。
きっと嵯峨さんは俺《桐原周也》を共演に値する役者と認めていない。
だからこそキャスト発表の前に、直接俺を試すつもりでいるのだ。

無意識にテーブルの上で握りしめていた拳に、そっと暖かく柔らかな手が重なる。
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