そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
「絢斗も、おっす。
んじゃな」



と、片手をあげて、山田くんはすぐに食堂に入っていった。



よかった。



会話が、すぐに終わって。



ホッと胸をなでおろす。



でも、待って。



まだ解決してないことがある。



「ねー、絢斗」



あたしは、絢斗にこそこそっと話しかけた。

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