好きですよ、先輩。(仮)


「ちょっと待っててくださいねっ!!!


絶対に外に出たりしないようにっ!」


「大丈夫ですって」


そう言って笑う春斗さんにもう一度”絶対にですよ!”と念を押して車を降りる。


途中、会社の近くのドラッグストアに寄ったあたしは風邪薬と栄養剤やスポーツドリンクなどの風邪に効くものをそろえることにした。


「…あの調子じゃ、お昼もたべてなさそうだし…」


薬のため、と自分を説得してあたしは食品コーナーへ向かった。


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