あしたの音色

伝えるということ


命は本当に儚い。
人間という生き物は、脆い。
心からそう思います。
だから、あなたはあなたの“命”を。
大事にしてください。

生きていて、死にたくなるほど辛くなる時もある。
私(作者)もそうでした。
ずっと、先が見えなくて。
痛いのに声が出なくて。
本当に辛い時、なんで自分だけって思いますよね。
心の底から、泣きたくなる時も、たくさんありますよね。

でも、死にたくないのに、死んでしまった人たちもたくさんいます。
そういった人たちの、想いは、この世に残り続けます。
生きることが、辛くても。
もし、刃物を自分に向けてしまっても。

自分自身に問うてみてください。

本当にそう思うのか。

命は、儚いです。
そして同時に、とても尊いです。
そんな自分の命を、大切にしてあげてください。
自分自身でしか、守れないものです。
他人は関係ないです。
自身でしか守れない。
おざなりにせず、しっかりと向き合ってみてください。
声を聞いて見てください、自分の心の声を。

泣いていますか。
叫んでいますか。
怒っていますか。
悲しんでいますか。
助けを、求めてはいないですか。

本当に、好きだとしても。
伝えられないこともあるんです。
自分じゃなくても。
他の人を、心から、愛していても、伝えられないことだってあるんです。

“今”を、大切にしてください。


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