俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「そんなことないよ~、元はといえばあたしがバラしちゃったからで」




「ううん、あたしが悪いの。お姉ちゃん悪気なかったのに、責めるばっかりだった」




「美琴~」




「お姉ちゃ~ん」




ひっしと抱き合い、妹との愛を再確認。




姉妹って、こういうときいーよね。




どれだけ激しいケンカをしても、絶交しない。




家族の絆って、深い…。








「お姉ちゃん、急がないと時間ないよ」




「わっ、ホントだ。急がなきゃ」




気づけばもう家を出る時間が迫っている。





< 476 / 511 >

この作品をシェア

pagetop