【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




うーん……どう考えても、あれは告白だ。後輩、あの子、絶対告白だ。


私、いまさら気づいたけど……今井くんに告白していないんだ。


えっ、私……!?


脳内が一気に混乱する。



「ねぇ、中村!!!」



机の横にいる中村に、大声で呼びかける。すると、中村がビクッと振り向き、「大声で呼ぶな!」と、いつもの毒舌モード。でも私は構わない。



「告白した方がいいよね!?」



中村は目を細めて私を見た。



「は……?てか、してなかったの?」



冷めた目で見られて、ちょっとムカッとする。

逆に、してると思ってたんだ!?私の心の中でツッコミを入れつつ、覚悟を決める。



「わかった……!昼休みにする」



中村は、肩をすくめながら「おうおう。頑張れ」とだけ言った。

なんだろう、この雑な扱い。最近、付き合いも悪いし、なんかちょっとムカつくなぁ……。




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