【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書
すぐさま私は中村の手を引いて女子たちの集団の中に入り、男子のバスケを見に行った。
「キャー!!今井くん~!」
え!?どこどこ!?
「…………あ」
今井くんがチームメイトからパスを受け、そのままリングへ突進していった。
汗を光らせて全力で走る姿、真剣な眼差し、そして跳躍した瞬間の筋肉の躍動……思わず息を飲んだ。
す、すごい……やっぱり運動できるんだ。
あのスピードでリングまで行って、あの高さでシュートを決めるなんて……。
思わず手に力が入る。私の心臓も一緒に跳ねる。
「キャーーーーー!!!」
周りの女子たちも大騒ぎ。
「ね、ねぇ!!見てた、中村!?」
隣にいる中村の肩をバシバシ叩く。
「あー、うん。そーだねー……」
なんだ中村、すっごい棒読み。 興奮している私とは大違い。
「それにしても、やっぱり、私の今井くんはすごいな」
「いつから、お前のものだよ」