【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




すぐさま私は中村の手を引いて女子たちの集団の中に入り、男子のバスケを見に行った。



「キャー!!今井くん~!」



え!?どこどこ!?



「…………あ」



今井くんがチームメイトからパスを受け、そのままリングへ突進していった。

汗を光らせて全力で走る姿、真剣な眼差し、そして跳躍した瞬間の筋肉の躍動……思わず息を飲んだ。

す、すごい……やっぱり運動できるんだ。

あのスピードでリングまで行って、あの高さでシュートを決めるなんて……。

思わず手に力が入る。私の心臓も一緒に跳ねる。



「キャーーーーー!!!」



周りの女子たちも大騒ぎ。



「ね、ねぇ!!見てた、中村!?」



隣にいる中村の肩をバシバシ叩く。



「あー、うん。そーだねー……」



なんだ中村、すっごい棒読み。 興奮している私とは大違い。



「それにしても、やっぱり、私の今井くんはすごいな」


「いつから、お前のものだよ」



< 37 / 133 >

この作品をシェア

pagetop