【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書
家に帰って、自分のベッドにダイブすると、体の力がふわっと抜けて、やっと一息つける気がした。
ふふふ、と小さく笑いながらスマホを手に取り、今日撮った今井くんの写真をじっと見つめる。
頬を膨らませたあの瞬間、目を細めて不機嫌そうに口を尖らせたあの表情……どうして、こんなに可愛いんだろう。自分でも、少しキモいくらいニヤけているのがわかる。
コレクションは全部消されたけど、それでも悔しいより、なぜか心が熱くなる。
あの瞬間、今井くんが私のスマホを操作していたのを思い出すと、手のひらが熱くなって、自然と笑みがこぼれた。
でも……やっぱり、今井くんは未だに私に笑いかけてくれない。
私だけに暴言を吐くくせに、笑顔は見せてくれない。ちょっと、地味にショックだよね。
「はっっ!!!もしや……」
胸の奥で小さな予感が膨らむ。