【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書
もしかして、私のことが好きなの!? いや、好きだとしたら、あの頬膨らましは、スマホでのイタズラは、全部その兆候……?
もう、いいや。そう思い込むことにしよう。考えすぎて眠れなくなるより、信じたほうが楽しい。
それより、明日は体育祭だ!
運動は苦手だけど、今井くんが見れると思うと、自然と頑張る気持ちが湧いてくる。
「今井くん、今何してるのかな~」
ベッドに横たわったまま、スマホの画面越しに今井くんを思い浮かべる。
目を閉じると、頬膨らませたあの表情が目に浮かぶ。
笑ってくれる日はまだ遠いかもしれないけど、それでも、今日の出来事を胸に抱きしめながら、私は幸せな気持ちで眠りについた。
心の中では、小さな期待とドキドキがまだまだ収まらなくて、夢の中でも今井くんと一緒にいる自分を想像して、にやにやしながら、そっと目を閉じる。