生徒会長の言う通り

『先生。
明日7時半に迎えに来ます。ストーカーとか言わないで下さいね』



『はいはい~、わかったよ』


いつもの先生。


少し誤魔化すように言ってしまった私に後悔。



躊躇った言い方だったけどちゃんと返事をくれた。


先生の優しさ



『それでは、明日』



私は家の前へ着くとお辞儀をして1度も振り向かずに家へ入った。




『お帰りなさい!お嬢様』




扉を開けるとちゃんとメイドが立っていて…迎えてくれて、嬉しかった。




『ただいま。お風呂…沸いてる?』



『はい。着替えご用意しています。』



荷物を持ちますと言って手を伸ばすが私は自分で持てると拒んだ。



そして、私は部屋に入って荷物を下ろすと


すぐに、お風呂に入った。



んー…今日は柑橘系の匂いがする。


いつもなら、果実の匂いがするのに。



お母さんまた、違うのを頼んだのかな



『ふぅ…』



"翔太"今日は、様子がおかしかった。



普段なら…ふざけて笑っているのに。



やっぱり、高校生と大人の違いが…わからない。


高校生がよしとしてきた事を、大人はよしとしない。



逆に大人がよしとしてきた事を、高校生は不思議に思うの




まだ…私は子供ってこと?


ぶくぶくと水の中で泡を立てる。
こんなことするから子供なのかな。



『…ブクブク…
ぷぁっ、やばい。のぼせそう…あがなきゃ』



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