キミが幸せに。
「梨子なら俺が保健室まで連れて行くから。湊太は試合に戻っていいよ?梨子、いこう」
シュウがあたしの手首を引っ張る。
湊太はわずかに目を細めてシュウを見つめた。
「いや、俺が連れて行くから」
「大丈夫だって。湊太には関係のないことだし」
「じゃあ、シュウと梨子は何か関係あんの?」
「あるよ」
シュウが自信満々に言い切る。
あたし達3人のやりとりを見つめていた周りの女子がザワザワとうるさくなる。