この感情を僕たちはまだ愛とは知らない
鬼の形相の課長
「えっとこれはその」
「浮ついて弛んで仕事もできない
左遷かな?それともお茶汲みさんかな?」
「うっ···」
「後でちゃんと謝罪文を持ってくるのだよ?
ついでにトイレ掃除」
まったく踏んだり蹴ったりだ
私は手早くホワイトボードを元通りにして掃除をすることにした
掃除をして始末書を提出して残した仕事を片づけたら20時になっていた
「やばっ帰らなきゃ」
慌ててパソコンをきって暗い廊下を進んでいく
なんか嫌な雰囲気
暗い会社の中は少し苦手でやっと外に出るとガードレールに座る律のような人物をみかけた
待っててくれたのかな
声をかけようとしたら別の女の子が声をかけていた
しかたないよね律は私の物じゃないんだから
「誰と勘違いしてんだ?」
えっ?
振り返るより早く後ろからぎゅっと抱きしめられた
「離してよ」
「ごめんな」
「いま来たとこだし」
「お腹は?」
「あんまり」
「ただいまのキスは?」
「するわけないで···」
言えなかった
言わせてなどくれなかった
律は後ろからそっと首筋にキスをした
「おかえり」
「ただいま」
律が離れたにも関わらず首元に冷たい感触
改めて見てみると小さなクローバーのあしらわれたネックレス
「似合ってる」
「律こんなの貰えないよ」
律の初めて見せた笑顔になにも言えなかった
そのままバイクの後ろに乗って私のマンションまで行ってけっきょくいつもの部屋におちついた
「律って仕事してるの?」
「コンビニでバイト
無職とかニートだと思ってた?」
キッチンに立つ律が言う
「そりゃあ思ってたよ」
手早く冷蔵庫の中の物を取り出しながら材料を切り分けていく
「でも俺、主婦向きなんだよね」
確かに料理うまいし
洗濯だってしてくれてたりする
「律が何者でもいいよ」
「今日は誘ってる?」
「そんなわけないでしょ」
私は視線を逸らして写真たてを見つめる
私どうしたらいいの
「じゃあ攻めていい?」
はい?攻めていい?
「律?」
「したくてたまらない」
意外に律ってストレートなんだよね
素直なだけかもだけど
「えっと···」
「な~んてな」
おでこにデコピンをして律は鍋を持ってきた
おいしそうなシチュー
「おいしそう」
「どうぞ召し上がれお姫様」
律が隣に座ったので更にドキドキする
律が取り分けてくれたシチューはとても美味しいんだけど気になるさっきのこと
「あのさテレビでも見よ」
「好きにすれば」
「うん」
「えっとこれはその」
「浮ついて弛んで仕事もできない
左遷かな?それともお茶汲みさんかな?」
「うっ···」
「後でちゃんと謝罪文を持ってくるのだよ?
ついでにトイレ掃除」
まったく踏んだり蹴ったりだ
私は手早くホワイトボードを元通りにして掃除をすることにした
掃除をして始末書を提出して残した仕事を片づけたら20時になっていた
「やばっ帰らなきゃ」
慌ててパソコンをきって暗い廊下を進んでいく
なんか嫌な雰囲気
暗い会社の中は少し苦手でやっと外に出るとガードレールに座る律のような人物をみかけた
待っててくれたのかな
声をかけようとしたら別の女の子が声をかけていた
しかたないよね律は私の物じゃないんだから
「誰と勘違いしてんだ?」
えっ?
振り返るより早く後ろからぎゅっと抱きしめられた
「離してよ」
「ごめんな」
「いま来たとこだし」
「お腹は?」
「あんまり」
「ただいまのキスは?」
「するわけないで···」
言えなかった
言わせてなどくれなかった
律は後ろからそっと首筋にキスをした
「おかえり」
「ただいま」
律が離れたにも関わらず首元に冷たい感触
改めて見てみると小さなクローバーのあしらわれたネックレス
「似合ってる」
「律こんなの貰えないよ」
律の初めて見せた笑顔になにも言えなかった
そのままバイクの後ろに乗って私のマンションまで行ってけっきょくいつもの部屋におちついた
「律って仕事してるの?」
「コンビニでバイト
無職とかニートだと思ってた?」
キッチンに立つ律が言う
「そりゃあ思ってたよ」
手早く冷蔵庫の中の物を取り出しながら材料を切り分けていく
「でも俺、主婦向きなんだよね」
確かに料理うまいし
洗濯だってしてくれてたりする
「律が何者でもいいよ」
「今日は誘ってる?」
「そんなわけないでしょ」
私は視線を逸らして写真たてを見つめる
私どうしたらいいの
「じゃあ攻めていい?」
はい?攻めていい?
「律?」
「したくてたまらない」
意外に律ってストレートなんだよね
素直なだけかもだけど
「えっと···」
「な~んてな」
おでこにデコピンをして律は鍋を持ってきた
おいしそうなシチュー
「おいしそう」
「どうぞ召し上がれお姫様」
律が隣に座ったので更にドキドキする
律が取り分けてくれたシチューはとても美味しいんだけど気になるさっきのこと
「あのさテレビでも見よ」
「好きにすれば」
「うん」