恋する歌舞伎
お菊は自分のあやまちを後悔しつつも、わざと皿を割ったことを認める。

そして播磨の気持ちを確かめるために、皿を割り反応をみるという、あなたを試すようなことをしてしまったと明かす。

真剣に愛していた恋人の、裏切りともとれるような行為を知り、怒りと悲しみが溢れてくる播磨。

心をかき乱されながら
「疑ったお前の気持ちは晴れても、疑われた俺の無念は晴れない」
そう言うと、残りの皿をすべて割った上、愛するお菊を庭の井戸へ斬り捨ててしまう・・・!

最愛の恋人を失った播磨は、もう喧嘩に明け暮れるしか道はないと、飛び出していくのだった。

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