恋する歌舞伎
待っている間、館で仕える美男美女たちに男女問わずちょっかいを出す弾正。

煙草盆でもてなしにやってきた美青年・秀太郎には「馬術の稽古をしてやる」と馬乗りになろうとし、腰元・巻絹がお茶を運んでくると「君のお茶が飲みたい」など、かなりきわどいセクハラ発言を連発する。

もちろん相手にされるはずもなく、あっさり振られ続けた弾正は、やれやれと毛抜で髭を抜き始めるが、何気なく使った毛抜を床に置くとびっくり!

まるで誰かが操っているかのうように、ひとりでに立って動き出すのだ。この不思議な現象は、姫の奇病と関係があるのではと、推理を始める。
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