クロ * Full picture of the plan * Ⅳ
ーーガチャッ
雷「悪ぃっ!遅くなった!!!!」
勢いよく幹部室へ繋がる扉を開けると、中には既に志、メグ、タツさんが来ていた。
各自PCや書類を見ていることを察するに俺が出てってからすぐにでもここに来たのだろう。
…結局俺ら待ちだったってことだな。
辰巳「…葵絆と雷はそっち、百桃はこっちに来い。」
タツさんが俺と葵絆を京たちの元へ座らせ、"子供"を自分の隣に座らせた。
辰巳「…で、葵絆。」
葵絆「何。」
辰巳「百桃‥‥この子は、いつどこに居た?」
険しい表情で葵絆に問い掛けるタツさんに葵絆は無表情で答える。
葵絆「今日の夜中、街灯一つの公園にいた。
家には帰りたくないって言うから連れてきた」
辰巳「!夜中に公園??帰りたくない‥‥」
夜中、公園、家には帰りたくない。というワードに反応したタツさんは更に眉を顰める。
その間にも"子供"…百桃という名前の子は俯いたままだ。
辰巳「…百桃、、俺のこと、わかるよな??」
トモの娘だと断言していたくせに、祖父にあたるタツさんのことをわからないわけない。
…タツさんのその質問の意図はなんなんだ、?
円「‥‥なぁ、タッツー。俺とココには意味がわかんねぇんだけど?」
志「てかその"子供"、タッツーの知り合いかなのか?」
タツさんから何も聞いてないんだろう。
ここへ呼ばれた理由も、この"子供"のことも。
雷「‥‥この子は、トモと姫星さんの娘だ」
「「え、?」」
タツさんが俺たちに話したことを志とメグにも伝えた。
円「この"子供"が‥‥?」
百桃「‥‥がう。」
「「「「「「「え??」」」」」」」
疑いの目を向けるメグに何かを返したその"子供"に俺たちは声を揃えて聞き返す。
百桃「‥‥う、、ちがうっっ!!
僕はっ!"ほんとのむすめ"じゃないっ!!!!」
辰巳「っ!」
「「「「「「え、」」」」」」
…意味がわからない。
タツさんは"子供"をトモの娘だと言って、"子供"は違うと言った。
この矛盾はなんだ??