クロ * Full picture of the plan * Ⅳ

瞬也｢本人から聞いたんだよ！
さっき向日葵が来て、自分は殺し屋の光陰や罪だって!!｣



朱羽｢それに、族潰しの刹那やここのスパイだったとか言いやがって…っ｣



伊織｢っ…｣



違う…。



あいつはスパイなんかじゃないっ！



俺がっ、俺がスパイなのに…ｯ…。



秋良｢…スパイ？は、あいつが??｣



春暁｢あいつがそんなことする訳がないだろ。ふざけんな｣



秋良さんと春暁さんは向日葵が殺し屋や族潰しだったことでなく、スパイだと言ったことに反応した。



蓮磨｢でも、本人が自分でそう言ったんだからそうなんだろ？｣



…違う。



斗真｢事実、流れてるって情報が来てるしな。｣



違う。



神楽｢青星への復讐だ、って……言ってた、し｣



伊織｢違うっっ、！！｣



｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢！！｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣



神楽｢…伊織、？｣



凪｢違う、って何が……｣



っ…ぁ、。



俺は無意識に勢い任せに怒鳴っていた。



そのことで、全員が俺に注目を集めた。



っ、あ、、



……、



伊織｢っ、違う。違うんだ…ｯ!!
あいつはスパイじゃないっ！！


俺が、青星の情報を流した。

俺なんだよっ！スパイは俺だ…ｯ…!!
あいつは…向日葵は何もしてない!!｣