サバイバル学園
〈 武器も持たない僕が、この教室内で、猛獣に出くわしたら、僕は何もできずに殺されるだろう 〉




僕は早鐘を打つ鼓動を感じながら、今、自分がするべきことを考えた。




〈 僕は迷っていることなんてできないんだ。

猛獣に襲われなくても、出席を取るスイッチを押さなかったら、首に巻きついている鉄の首輪が、爆発して、僕は死ぬ。

だから僕は、行かなくちゃ……。

危険が潜む疑似ジャングルの中に…… 〉




僕の額から、大量の汗が流れ出してきて、心臓は狂ったように大きな音を立てていた。




僕は少しの間だけ目を閉じて、決意を固めると、出席を取るスイッチを探すために疑似ジャングルの中を走り始めた。
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