裏アリ王子の彼女になりました(ニセの)
「中庭で偶然美結に会ったとき、今しかねえって思ったんだ」


琉生くんが、一歩あたしに近づく。


「強引に、俺の女にしてやろうって」


そして、あたしの手首を掴んだ。


「好きなんだよ」


「……っ///」


……る、琉生くんが……あたしを好き?


「だから、延長しろよ」


え、延長……?


「俺の彼女」
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