地味子とアイドルなやつら

ココドコ?オマエラナニモノ??

早乙女彰に担がれはや5分。


私はどこかわからない場所にいた。


いや、学校内なんだけどね。

5分だと外になんとか出れたとしても
門までは辿り着けない時間だし。


しかし...


何処なのココ?


暗いし、何がどこにあるのかも分からない。
何より...














まだ担がれてるし。

「ちょっ、いい加減に降ろしなさいよ!
あと何処なのよココ?暗すぎじゃない!!
ていうか、さっさと降ろせぇ!」


「あぁ、じゃあポイッ。」


「えっ、ポイッてギャー痛ーい!!!
痛い、頭打ったー!
何すんのよ!!アンタ!!!」

あろうことか、勝手に担いで連れてきたくせに
早乙女彰は私を床に落とした。
そのせいで私は衝撃に構えることができず、
見事後頭部を強打。
痛い。ホントにイタイ。
別の意味でもイタイ。


「ゴメンゴメン。

おれっち肩が痛くなっちゃって、
ほら僕ちゃん筋肉無いじゃん。
だから早く降ろしたくてさ、





つい落としちゃった!テヘペロ♡」
























ふっ、
「ふざけるなー!!!!!!!!」







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