地味子とアイドルなやつら
「うっ、ウソでしょー!!!!」


いや、嘘じゃねぇーし。


そう早乙女彰と神楽坂智が言い、一ノ宮柊は.....















クマのぬいぐるみを抱きかかえて寝ていた。
そりゃもう、ぐっすりと。
かわいいなオマエ。
あとよく寝れるな。


じゃなくて、


「そんなこと許されないでしょ!!
て言うか許しちゃダメ!!!」


「結構音デカイんだよ。
それに普段4人しか使わないのにさ、電気代無駄でしょ。
今流行りのエコだよ、エコ。エコロジー。」


知らないの?


まるで子供に教えるが如く、神楽坂智は言った。
それくらい知ってるわ!バカにしてんのか。


「まぁ、女の子チャン。
そいうことだから授業は諦めた方がいいよ。」



早乙女彰は、そいうことだから私の落ち込み様にニヤニヤしていやがる。




ありえない。
今まで無遅刻無欠席をモットーにした私の苦労はいったい...
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