甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
「菜々、保健室とお家、どっちがいい?」


 …………。


「………イヤ!!」


「嫌なんて通じる訳ないだろ。」


「…嫌ですー!!早く帰りましょう!!」


「俺、菜々に触りたい。」


 ………せっ、先生…何て事を口に出すの!!


 しかも、偉そうに!!


「ってか、触るし。」


 ………。


「イヤっ!!」


「嫌じゃない。拒否権なし!」
 

「あっ、保健室もう戸閉まり終わってるから。帰るぞ。俺の家にな。」


「せ、先生嘘ついたんですか!!」


「別に。大した嘘じゃないだろ。それに菜々に拒否権ないし。神崎達に許可貰ってるし。」


「……何で、あたしの許可を隼人達が決められるんですか!?」


「何でって、お前の保護者みたいなもんだろうよ。」



「菜々、ガキだし。」
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