甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
授業が終わって家に帰ってきた。

 自分の部屋に入ってベットに寝そべった。

 布団に顔を押し付けないと涙が出てきそう…今泣く訳にはいかない。


 美憂達にバレる訳にはいかないんだ。
 


 放課後、準備室には行かなかった。

 っと言うより怖くて行けなかった。


 布団に顔を押しつけながら考える。

 
 …先生と別れなきゃ駄目なの?

 先生の側に居る事は出来ないの…?

 別れる事しか道はないの…?

 考えても考えても答えがでないんだ…頭の中が考えても考えても、ただグルグル回ってるだけ…


 先生と別れたくない…

 …でも…分かれないと先生の将来が…


 …………

 頭に温もりが…先生だ…でも…目開けられないよ…


 あれから、あたし考え疲れて寝ちゃったんだ…


「菜々…可愛いなぁ。」

「………」

 あたしは寝たふりだ…先生の手…やっぱり気持ちいいなぁ…

 せんせぃ…あたし…この手…離したくないよぉ…

 先生ぃ…ずっと一緒に居たいよ…


「菜々…菜々…菜々ちゃん、好きだよ。」


 先生ぃ…あたしどうすればいい…?

 先生の好きって言ってくれるの嬉しいんだよ。


 先生の好きって言葉聞くだけで幸せだったのに…もう聞けなくなっちゃうの…?


 先生…あたし、先生の将来潰す事なんて出来ないよ…


「菜々…おやすみ。」

 チュッ…

 
 先生が頬っぺにキスをして部屋から出て行った。


 先生が出て行った瞬間…涙がでできた…


 涙が止まらない…きっとまだ先生は隼人達といる。

 気づかれる訳にはいかない。


 隼人、美憂、陸…助けて…一人で抱えるには重すぎるよ…
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