秘め恋*story7~試着室で…~
まさかのおまけページ。。
「最近、高田さん、綺麗になった?」
「え?私ですか?」
突然、チーフに仕事中そう声をかけられた。
綺麗になったって…そんな私なんて、何にも変わりませんよ。地味なまんまです。
「元々綺麗だったんだけど、何て言うかあか抜けた感じ?あ、もちろん良い意味でよ?」
「そ、そうですか?」
「何だか明るくもなったし。」
チーフはうんうんと1人頷きながら、そう言うと…今度はニヤッと笑った。
え、何っ!?
「それも、あのイケメン専務の影響かしら~」
「ち、チーフ!何でそれを…」
思わず大きくなってしまった声を最後は小さくした。
チーフの言葉に驚きすぎて、慌ててしまった。
「あら、知ってるわよ。」
「あの、いつからですか…」
「あの発注ミスのあった次の日から。」
そ、そんなに前から…
だって、私が滝本さんとその…お付き合いをするようになってからもう、3ヶ月経つ。
「フフ、本当は黙ってるように言われたんだけどね…あの発注ミスで商品を引き取ってくれた会社あったでしょう?」
あの山積みだった商品をすべて引き取ってくれた会社に私は本当に助けられたんだ。
でも、あの会社はチーフが…
「あの会社、専務からの紹介よ。知り合いらしくて、頼み込んでくれたらしいの。それもたった一晩で解決策を講じてくれたのよ。」
「専務が…」
全然知らなかった。
滝本さん、全く言ってくれないんだもん。
「あの仕事第一で有名な専務があの会社の名刺を持ってきて、私に何て言ったと思う?」
「何て言ったんですか…?」
「フフ、『高田さんは、絶対に必要なんだ…会社にも……………
言いかけていたチーフは急に口を詰むんだ。
「松永チーフ、仕事中です。
“余計”なことは話さなくてよろしいです。」
「滝本専務、すみません。
では、仕事へ戻ります。」
突然現れた滝本さんに、チーフはおどけたように謝って、仕事へ戻ろうとした…
私の横を通りすがりにチーフは、小さく耳打ちした。
『高田さんは、絶対に必要なんだ…この会社にも、“俺にとっても”……フフ、愛されてるわね。』
わ私はそれを聞いて、そのまま立って私を見ていた滝本さんのもとへ。
そして、初めて私から試着室へと連れ去った。
「た、高田さん?」
まさか私に、試着室へと連れ去られるとは思ってもみなかった滝本さんは驚いていた。
そんな彼に私は、
「ここでキスしたら…怒りますか?」
あの時のお返しをした。
今度こそend*


