天国の恋~雪と涙に染まる片恋~
そんなある日・・・・・・。


雄二が、私の部屋にやってきた。



雄二とは・・・・・・あれから連絡を取っていないし、一度も会っていなかった。

私のことを心配して、やってきたのかな・・・・・・?




「久しぶり、優奈・・・・・・。・・・・・・ちょっと・・・・・・いや、かなりやせ細っているな・・・・・・。」

「・・・・・・。」


「・・・・・・聞いたよ、和人のこと。」

「・・・・・・。」

「和人の遺言も聞いたし・・・・・・。」

「・・・・・・。」



もう・・・・・・何も考えたくない。

喋る気力もない・・・・・・。
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