笑う門には福来たる!!
会話の内容で、二人が婚礼の約束をした
仲で、お澄が誠十郎の許嫁だったとわかる
土方と沖田は、誠十郎の諦めた物言いに
拳を握り締めた
「誠十郎君、ご両親に心配をかけないようにね?親孝行しなさい
仕立ての腕だって落ちていない
続ければいいじゃないか!?」
「藤十郎がいるもんな?」
「うん!!兄上の分も、頑張る!」
誠十郎の家族が、誠十郎について舞台へ向かう
残された八木が土方と沖田に言った
「君らには、少し心を開いているね
両親がどれだけ言っても
仕事をしなかったのに、君らの所へ
仕事をしにいったんだって?」
「えぇ…来てくれました」
「八木さん、5年前何があったのか見当つかないんですよね?」
「ある日突然だよ
わからないねぇ~それまでの友達とも
関わらなくなって…
誠十郎君の母親が、亡くなってね
しばらくして迎えた後添えとの間に出来たのが、藤十郎君なんだけど
後妻さんと、誠十郎君の子供ではという
変な噂をたてられたり
それくらいしか、心当たりはないねぇ」
八木と離れて、土方と沖田は観覧席に座る
「5年前に…殿内さんと芹沢さんがここにいたとは、考えにくいですよね」
「あぁ、ここに来るまで二人は、初見のようだった」
誠十郎と澄の舞は、美しかった!
それは、息ピッタリだった
女物の着物を頭からかぶり、踊る
誠十郎だと知らなければ、土方と沖田は
女が二人踊っていると思っただろう
舞が終わってから、誠十郎は急遽代役で
三味線を弾いた
すべての演目が終わり、誠十郎一家が帰った
「あの…着物、少し見せて下さい」
沖田に声を掛けて来たのは、お澄
「いいですよ!どうぞ!!」
沖田の着物を見ながら、お澄が涙を流す
それほど好いていた、いや、今も
そう思うとひどく可哀想に思えた
「この着物は、誠十郎さんの夢が詰まっています!よかった…見れて」
「夢?」
「これ、生地から作ったはずです
染めたのも、帯も全部!
誠十郎さん、ずっと勉強してたから
ずっと、すべて手作りの着物を作るって
よかった… 続けてたんですね…」
無事に将軍の下坂同行を終え
帰った頃、お澄が嫁に出た
誠十郎は、見送りにはこなかった
仲で、お澄が誠十郎の許嫁だったとわかる
土方と沖田は、誠十郎の諦めた物言いに
拳を握り締めた
「誠十郎君、ご両親に心配をかけないようにね?親孝行しなさい
仕立ての腕だって落ちていない
続ければいいじゃないか!?」
「藤十郎がいるもんな?」
「うん!!兄上の分も、頑張る!」
誠十郎の家族が、誠十郎について舞台へ向かう
残された八木が土方と沖田に言った
「君らには、少し心を開いているね
両親がどれだけ言っても
仕事をしなかったのに、君らの所へ
仕事をしにいったんだって?」
「えぇ…来てくれました」
「八木さん、5年前何があったのか見当つかないんですよね?」
「ある日突然だよ
わからないねぇ~それまでの友達とも
関わらなくなって…
誠十郎君の母親が、亡くなってね
しばらくして迎えた後添えとの間に出来たのが、藤十郎君なんだけど
後妻さんと、誠十郎君の子供ではという
変な噂をたてられたり
それくらいしか、心当たりはないねぇ」
八木と離れて、土方と沖田は観覧席に座る
「5年前に…殿内さんと芹沢さんがここにいたとは、考えにくいですよね」
「あぁ、ここに来るまで二人は、初見のようだった」
誠十郎と澄の舞は、美しかった!
それは、息ピッタリだった
女物の着物を頭からかぶり、踊る
誠十郎だと知らなければ、土方と沖田は
女が二人踊っていると思っただろう
舞が終わってから、誠十郎は急遽代役で
三味線を弾いた
すべての演目が終わり、誠十郎一家が帰った
「あの…着物、少し見せて下さい」
沖田に声を掛けて来たのは、お澄
「いいですよ!どうぞ!!」
沖田の着物を見ながら、お澄が涙を流す
それほど好いていた、いや、今も
そう思うとひどく可哀想に思えた
「この着物は、誠十郎さんの夢が詰まっています!よかった…見れて」
「夢?」
「これ、生地から作ったはずです
染めたのも、帯も全部!
誠十郎さん、ずっと勉強してたから
ずっと、すべて手作りの着物を作るって
よかった… 続けてたんですね…」
無事に将軍の下坂同行を終え
帰った頃、お澄が嫁に出た
誠十郎は、見送りにはこなかった