初恋の行く末
山中と会うようになって不思議と俺の感性が高くなった。
仕事で指名が増えたし何よりお客様が俺の技術に満足をしてくれる回数が格段と上がった。
嬉しかった。
夢に一段と近づいた気がした。
そして俺が今まで火遊びをしていたのは刺激と感性を磨きたかったからなんだという事に気が付いた。
友美といて安心なんだけどトキメキがない。
仕事と人生のパートナーである事は変わらないが、それだけでは物足りないし補えない物。
"創造力"と"センス"
これを常に磨いていかないと独立は難しいと感じている。
友美とはそれが出来ないのか?
じゃあ山中となら可能なのか?
一度よく考えてみたい。
俺の人生に何が大切なのか。結婚を含めてこれを機にもう一度考えようと思った。