初恋の行く末
たこ焼きを食べながら私は今まで起きた事を秋に話した。

秋はとても驚いて

「え!?」

と言って頭を抱え込んだ。
その様子に不安になった。
秋は暫く考えてこんでから私に

「一人に絞りたいならフリー男にしとけ」

と言って私の肩をポンポンと軽く叩いた。

「それが出来たら苦労しないよ~」

そう私が言ったら秋は、うん、うん、と頷いて
「まぁ、そうだよね。じゃあ二人とも大事なら、したたかになる事だね」

こう言った。

意味がわからず秋に聞いてみたらこう答えた。

「二人にバレないように上手に演技して付き合うということ。今だってフリー男に見られたかもしれないんでしょ!もしその事を問われたら上手く嘘ついて納得させるのが一番」

確かにそうかもしれない。
そういえば秋、短大時代に3又してたんだよな。
当時の私は人より漫画や小説の主人公にハマっていたから彼女の話は、いまいちピンとこなかった。

今聞いたら彼女の気持ちも理解出来るかもしれないと思って秋に聞いてみた。
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